『Red Hot + Riot』

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2002 アメリカ
ナイス企画にナイス人選 #
未来のファンクを先取り感 #
呪術的アフロビートの中毒性 #
オリジナルへの解釈のすがすがしい攻めっぷり #
総合点 #

~敬意をこめてアフロビートをぶっ壊したら、未来のファンクが生まれた~

このアルバムは、タイトルからもわかるとおり、エイズ撲滅のためのチャリティーのために作られた「Red Hot」シリーズの一環です。
「Red Hot」シリーズはこれまでにも、ブラジル音楽やジャズなど毎回異なったテーマで豪華なメンツのオムニバスを制作してきたのですが、この『Red Hot + Riot』では、アフロビートの帝王こと、フェラ・クティを取り上げています。
彼自身エイズで亡くなったわけで、「Red Hot」シリーズにはうってつけの人選といえるでしょう。
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『The Specials』The Specials

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1979 イギリス
ダンスミュージックとしてのちょうどいい感じ度 #
ザ・クラッシュの甥っ子的な第三世界パンク #
スカを演奏するロックバンドにとっての聖書 #
ロック系DJにとってのお役立ち度 #
総合点 #

〜スカの歴史に残る永遠の名盤は、黒人と白人が織りなす市松模様〜

1960年代に中米ジャマイカで生まれた音楽、スカ。
後にスカが発展して誕生したのがレゲエ。つまりスカは、日本も含め世界中で演奏され聴かれているレゲエのルーツなのです。
スカという音楽は、おもにジャマイカだけで聴かれていたものだったのですが、それを世界基準の音楽スタイルにしたのは、1970年代のイギリスでした。っていうか、このThe Specialsのアルバムが、スカという音楽をメジャーなものにしたのです。
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『Symphonic Suite AKIRA』芸能山城組

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1994 日本
民族音楽が生むサイケデリック感 #
変拍子マニアも納得のポリリズムの嵐 #
欧米の音楽では味わえない荘厳さ #
世界のレアな歌唱法を集めたカタログとしての充実度 #
総合点 #

〜伝説のジャパニメーションを伝説たらしめた近未来の民族音楽〜

1988年に公開された映画『AKIRA』。世界中で評価されたジャパニメーションのさきがけとして、その存在はもはや伝説となっています。
2019年、謎の大爆発で東京が崩壊した後、東京湾にできたネオ東京という人工都市を舞台に、超能力者と軍と暴走族と新興宗教と左翼ゲリラがからみあって大暴れする、近未来サイバーパンクSF巨篇。原作は、マンガ界の流れを完全に変えた大友克洋。『ヤングマガジン』に連載されていた当時から話題だった原作を、当時の最高峰の技術で映画化したわけです。

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『Bangkok Shocks, Saigon Shakes(白夜のバイオレンス)』Hanoi Rocks

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1981 フィンランド
日本人好みの哀愁メロディ #
パンクロックとしての初期衝動な美学 #
グラムロックとしての華やかで刹那的なたたずまい #
アメリカ西海岸メタルの先祖としての存在感 #
総合点 #

~世界中にフォロワーを生んだ甘美で青臭い刹那的なロックは北欧フィンランド生まれ~

北欧フィンランド。
一般的な日本人にとっては「なんか寒そうな地味な国」ぐらいの認識しか持たれていません。 世界的な携帯電話メーカーのNOKIAがあったり、映画『レニングラード・カウボーイズ』のアキ・カウリスマキ監督や、F1ドライバーのミカ・ハッキネンらを輩出してはいますが、正直言ってそれ以外には特に知らないし。
音楽についても、おとなりのスウェーデンがあのABBAやらエイス・オブ・ベイスやらカーディガンズやらを生んだ音楽大国なのに比べ、フィンランドのミュージシャンっていわれてもあまりピンときません。

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『渋旗』渋さ知らズ

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2001 日本
ダンスミュージックとしての強度 #
ジャズならではの即興性とスリル #
決め事や束縛から自由である風通しの良さ #
岡本太郎度 #
総合点 #

~過剰すぎる足し算の美学から生まれる謎の感動~

人間、大人になってくると「引き算」の美学に惹かれるようになります。
必要最低限のものだけあればいい、みたいな、枯れた良さがわかるようになってくるんです。なんでもかんでも好きなものを詰め込んでいくっていう、足し算の発想が、青臭くダサいに感じられてくる年頃ってあると思うんですよね。

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