初期衝動

『The Best Of Shocking Blue』The Shocking Blue

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1970年代 オランダ
日本人好みの歌謡メロディ #
ハスキーでコブシの効いた歌声 #
シタール使いの見事さ #
適度なウッドストック感 #
総合点 #

〜日本人好みのメロと適度なウッドストック感に満ちた名曲がいっぱい〜

洋楽ロック/ポップスの世界を彩る、綺羅星の如き一発屋たち。
その中でもひときわ大きな輝きを放っている名曲のひとつ「Venus(ヴィーナス)」。ジャカジャカジャンとコードをかき鳴らすだけのシンプルかつ印象的なイントロとオルガンのリフや、昭和歌謡にも通じるマイナーコードの哀愁メロディ、そして「She’s got it!」からのサビの強烈なパンチライン。
曲名やアーティスト名は知らなくても、知らず知らずのうちに世界中の人の耳に飛び込んだことがあるはずの超有名曲です。

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『The Specials』The Specials

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1979 イギリス
ダンスミュージックとしてのちょうどいい感じ度 #
ザ・クラッシュの甥っ子的な第三世界パンク #
スカを演奏するロックバンドにとっての聖書 #
ロック系DJにとってのお役立ち度 #
総合点 #

〜スカの歴史に残る永遠の名盤は、黒人と白人が織りなす市松模様〜

1960年代に中米ジャマイカで生まれた音楽、スカ。
後にスカが発展して誕生したのがレゲエ。つまりスカは、日本も含め世界中で演奏され聴かれているレゲエのルーツなのです。
スカという音楽は、おもにジャマイカだけで聴かれていたものだったのですが、それを世界基準の音楽スタイルにしたのは、1970年代のイギリスでした。っていうか、このThe Specialsのアルバムが、スカという音楽をメジャーなものにしたのです。
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『Bangkok Shocks, Saigon Shakes(白夜のバイオレンス)』Hanoi Rocks

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1981 フィンランド
日本人好みの哀愁メロディ #
パンクロックとしての初期衝動な美学 #
グラムロックとしての華やかで刹那的なたたずまい #
アメリカ西海岸メタルの先祖としての存在感 #
総合点 #

~世界中にフォロワーを生んだ甘美で青臭い刹那的なロックは北欧フィンランド生まれ~

北欧フィンランド。
一般的な日本人にとっては「なんか寒そうな地味な国」ぐらいの認識しか持たれていません。 世界的な携帯電話メーカーのNOKIAがあったり、映画『レニングラード・カウボーイズ』のアキ・カウリスマキ監督や、F1ドライバーのミカ・ハッキネンらを輩出してはいますが、正直言ってそれ以外には特に知らないし。
音楽についても、おとなりのスウェーデンがあのABBAやらエイス・オブ・ベイスやらカーディガンズやらを生んだ音楽大国なのに比べ、フィンランドのミュージシャンっていわれてもあまりピンときません。

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『Schubert Dip(シューベルト・ディップ)』 EMF

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1991 イギリス
ダンスミュージックとしての強度 #
英国的なダークで湿った歌謡メロ #
パンクロックとしての疾走感 #
良くも悪くも1990年っぽさ #
総合点 #

~20年前にすでにエレクトロをバンドでロックしていた悪ガキ集団~

打ち込みの電子音楽と、生音のバンドの融合。
これまでに数多くのバンドが挑戦してきた試みだし、現在もTHE RAPTUREとかCSSあたりを筆頭にエレクトロやテクノポップをバンドでやろうという傾向はひとつの大きなムーブメントになっています。

そのルーツについてはいろんな説があるとは思いますが、だいたい1990年前後に同時多発的に現れたんじゃないかと思います。
今回ご紹介するのは、そのうちのひとつ。EMFというバンドです。
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『李博士のポンチャック大百科』李博士(イ・パクサ)

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1996 韓国
「聴く覚せい剤」としての効き目 #
単調だからこその自由度 #
ダンスミュージックとしての強度 #
テクノポップとしての洗練度 #
総合点 #

~韓国の働く中年を乱舞させたポンチャック界の帝王~

お隣り大韓民国には、主に中高年の労働者階級の人々に愛されているという、珍しいダンスミュージックがあります。その名も「ポンチャック」。

韓国にはもともと宴会の席で歌謡曲をメドレーで歌い継いでいくっていう風習があるらしく、その電子音楽バージョンとしてポンチャックが発明されたといわれています。
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