落ち着く

『Symphonic Suite AKIRA』芸能山城組

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1994 日本
民族音楽が生むサイケデリック感 #
変拍子マニアも納得のポリリズムの嵐 #
欧米の音楽では味わえない荘厳さ #
世界のレアな歌唱法を集めたカタログとしての充実度 #
総合点 #

〜伝説のジャパニメーションを伝説たらしめた近未来の民族音楽〜

1988年に公開された映画『AKIRA』。世界中で評価されたジャパニメーションのさきがけとして、その存在はもはや伝説となっています。
2019年、謎の大爆発で東京が崩壊した後、東京湾にできたネオ東京という人工都市を舞台に、超能力者と軍と暴走族と新興宗教と左翼ゲリラがからみあって大暴れする、近未来サイバーパンクSF巨篇。原作は、マンガ界の流れを完全に変えた大友克洋。『ヤングマガジン』に連載されていた当時から話題だった原作を、当時の最高峰の技術で映画化したわけです。

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『かせきさいだぁ』かせきさいだぁ

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1996 日本
ダンスミュージックとしての強度 #
文科系ヒップホップ精神 #
知識とセンスの正しい使い方 #
メガネ音楽の正統として #
総合点 #

~ヒップホップとは本来サブカルなメガネくんこそがやるべきものなのかも~

ヒップホップという音楽は、ご存知の通りアメリカの黒人たちが生み出したものであり、現在もほとんど黒人の黒人による黒人のための音楽として機能しています。
経済的にも社会的にも抑圧され、貧しく治安の悪い生活を余儀なくされている黒人たちは、身の回りの過酷な現状を生々しい言葉でラップしました。有名なラッパーのなかには、街の悪ガキや伝説の不良といった出自の人間が多く、実際に抗争に巻き込まれて殺されたアーティストもひとりやふたりではないわけです。
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『あゝ、我が良き友よ』かまやつひろし

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1975 日本
和製レアグルーヴ度 #
歌謡曲の中道左派としての大衆性 #
楽曲のバラエティとクオリティ #
先見性と自己プロデュース能力 #
総合点 #

~拓郎に陽水に細野まで! 70年代を代表する才能がよってたかってムッシュをプロデュース~

「ムッシュ」の愛称で知られる、かまやつひろし。その存在はものすごく有名だけど、何をしていた人なのか実はよく知らないという人も多いでしょう。現在40歳ぐらいの人にとっては、ソロアーティストとしてフォークっぽい音楽をやっているイメージがあるだろうし、それより上の世代にとっては、バンドマンとして認識されているはずです。
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『Fly Cyndi』王心凌(ワン・シンリン)

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2007 台湾
絶滅危惧種の正統派アイドルとしての魅力 #
「台湾へようこそ!」CM曲になる価値 #
トータルでの聴きごたえ #
アルバム収録曲のバランス #
総合点 #

~萌え死に注意!正統派アイドルのとにかく台湾に行きたくなってしまう歌声~

古くは欧陽菲菲やテレサ・テンやジュディ・オング、ちょっと前ならビビアン・スー。
台湾出身の女性歌手が日本でもヒットを飛ばすという事例は、これまでにもちょいちょいありました。

今回は、そんな台湾アイドルの系譜に連なって日本でもぜひ活躍してほしい、という願望コミでのご紹介。
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『Tapestry(つづれおり)』Carole King

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1971 アメリカ
世代や趣味趣向を超えた良質なメロディ #
レコーディングの空気感を閉じ込めた録音技術 #
職人プレイヤーが演出する絶妙な耳ざわり #
シンガーソングライターの教科書 #
総合点 #

~すべての女性シンガーソングライターにとっての教科書~

キャロル・キングという人は、すべての女性シンガーソングライターにとって、スルーすることのできない偉大な大先輩です。
プロの作詞家が書いた、男に媚びたような歌ではなく、日常の中からにじみ出してくるリアルな自分の言葉を歌う。女性シンガーソングライターっていう生き方のお手本のような人なのです。
たとえばaikoであったり、coccoであったり、アンジェラ・アキであったり、そういった人たちは皆、キャロル・キングの子孫だといって問題ないです。たぶん本人たちもそれは認めるんじゃないかと思います。
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